みなさん車を洗う際に洗車機は使ったことありますか?
とても安いし早いので出かける前にガソリンスタンドなどでサッと洗いたい人にはとても便利です。
しかし私には絶対にお勧めできない洗車機の使い方があります。
それは車に砂やホコリが多量に付着してる状態でいきなり洗車ブラシを回転させることです。
なんとなくおわかりいただけると思いますが、これだと車のボディに細かいキズが入りやすいんです。
では、もしマイカーがこのような砂埃にまみれた状態になったらどうすべきか?
そんなことを書いていきたいと思います^_^
とても便利な洗車機
機械ではなく手洗いでの洗車はけっこう時間がかかります。
私が28歳男性でかかる時間が1時間弱なのでわりと平均的だと思います。
店に頼んだとしても30分前後で数千円も取られますよね。
そう思うと5分程度で数百円〜千円前後の洗車機ってかなり優秀じゃないですか?
しかし冒頭でも書きましたが、洗車機には絶対にやってはいけない使い方があります。
それを避けるためには次で説明する洗車機の稼働工程を知る必要があります。
一般的な洗車機の稼働工程
洗車機は選択したメニューによって洗車に使われる洗剤と工程が変わりますよね。
一般的にはまず車に水がかけられ、それから洗剤をかけながらブラッシング。
そのあとまた水をかけられ空気で水気を飛ばすといった感じだと思います。
水かけ→ブラシ→水かけ→エアー
1番最初にかけられる水ですが、安いメニューだとこれをブラッシングと同時に行う機械があります。
ここが今回もっとも主張したいポイントなんです!
なぜなら最初に水流で砂やホコリを飛ばさないとブラッシングで細かいキズが入ってしまうからです。
では砂埃はなぜそのままブラッシングされると傷になってしまうのかご説明します。
ボディにキズが入る仕組み
こちらの画像のようにまだ車の上に砂やホコリが我が物顔で乗っかっているときにブラシが当たってしまうと、その砂埃を巻き込んでボディを引っ掻くようになってしまうため細かいキズが入るのです。
家の中で重たい段ボールを持ち上げずにスライドしたら下にキズが入ったなんてことありませんか?
スマホを床の上で滑らせたら画面に傷が入りますよね。
砂埃が噛んだブラッシングはそれに似たような状態です。
全然車を洗えてなくて洗車機で綺麗にしようと思ったのに、洗い終わったらなんだか以前よりも細かいキズが増えてる…
なんてことになりかねません。
しかも夜のライトの下ではキズがかなり目立ちますT^T
このような事態は避けたいですよね。
どうすべきか、対策があります。
対策はあるの?
知ってはいるけど汚れはなんとかして落としたい。極力キズを付けずに済む方法はないのでしょうか。
あります!
対策①
洗車機がガソリンスタンドだったら店員さんに聞く。
洗車機の工程でブラッシングの前に高圧洗浄してくれるメニューがあるか聞くのが早いですね。
対策②
あらかじめ水で流す。
洗車機が置いてある所によっては洗車前に軽く水で流すことができる店舗もあります。
そういったサービスがある所は遠慮なく使わせて貰いましょう!
対策③
車の保管を屋内にする。
これは一番実施しずらい対策ですが、一番効果的でもあります。
日ごろからたくさんの車を洗車している私ですが、やはり車庫などには保管されている車は埃や汚れが圧倒的に少ないですね。
対策④
手洗い洗車にする。これが1番無難です。ただ手間がかかります。
手間をかけて自分で洗うか、お金をかけてお店で洗ってもらうかですね。
厳密に言うと機械だろうと手洗いだろうと洗車をする以上は細かいキズが入ります。しかし圧倒的に手洗いのほうがいいです。
とくに上で書いたような砂やホコリが大量に乗ったときなんかは…
機械洗車か手洗い洗車で迷うという方はこちら参考にしてみてください。 新車でも中古でも車を買ったばかりのときって洗車に迷いませんか?手洗いにするか機械洗車にするか…日ごろ仕事で車のボディメンテナンスをしている私から言わせてもらうと 結論どちらでも問題ないです。「高級車だ ... 続きを見る
手洗い洗車と機械洗車どっちがいいの?
最後に
なぜ私がここまで洗車機でいきなりのブラッシングにうるさいかと言うと、実際に私がそれでコーティングした後に後悔したからです。
2万円近くするコーティングをかけたにも関わらずお安いメニューでいきなりブラッシングを続けたもんですから細かいキズが無数に入りましたT^T
誰も悪くはありません。私がもっと車に愛を持つべきだったのだと思います。
みなさんには私のような後悔をしてほしくないので是非上記の対策のどれかを実践して下さいね。
あと、洗車後の拭きあげがとても楽になる商品の紹介もしておきます。
これを使うと水滴がバシッと取れるのでかなり時短になりますよ!GOE的にはとてもオススメです!
アイオン(AION) 拭き取りクロス プラスセーヌ L イエロー
他にもタイヤについての注意喚起もしてますのでご参考までに。 車を乗っている方には遅かれ早かれ必ず訪れるタイヤの交換。 そこでこんな疑問を抱いたことはありませんか? 「なぜネットのタイヤはあんなに安いのか」 続きを見る
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最後までお付き合いいただきありがとうございます!