今回は私が実家で飼っている猫が尿管結石になったときのお話です。
見落としてはいけない症状と今回学んだことを書いていきます。
あのとき間違えていたら今頃は。。。
今は10年生きてピンピンしています!笑
しかしこれから書く猫の症状は必ずしも尿管結石だけではなく、色々な病気のサインとしても現れるということをご理解下さい。
尿の仕方がおかしい
まず1番最初に気づいたのはトイレでの行動がおかしいという点です。
いつもは猫らしく腰を低くしておしっこをしていたのですが、この時は後ろ足だけで立って壁につかまりながら苦しそうにしていたのです。
尿の量も少なかったように思います。
私はその頃おかしな猫だなぁと笑って済ましていました。
しかし、この猫の行動だけで動物病院に連れていける人はなかなかいませんよね?(^^;;
嘔吐を繰り返す
おしっこの仕方が変になってから数日が経ったころ嘔吐を繰り返します。
うちの猫は暴食のため、日頃からよく嘔吐するタイプでした。
しかしこの時は1日に何度も繰り返し嘔吐していたのです。
とても辛そうで、私と両親は変な物を食べてしまったのだと勘違いしていました。
吐く度に何か変な物が混じってないかチェックしましたが出てきません。
むしろ胃液ばかりでそれも吐き続けているため、血が混じり赤くなっていました。
暗い所に行きたがる
嘔吐を繰り返した頃にはすでに夜も遅いため、病院に連れて行くのは翌日にしました。
とりあえずその日の夜は付きっきりで寝ることに…
しかしいつも寝ている場所ではなくベットやローテーブルの下など、やたら暗くて狭い場所に行きたがります。
これはかなり強めのサインです。
猫は野生時代の本能か自分がピンチのときにより安全と思われる暗くて狭い場所に居たがるそうです。
これは見ててとても辛かったのを覚えています。
動物病院で初めての診察
翌朝はやくに動物病院を訪ね、症状を伝えるとその場で注射をされました。
とりあえずはこれで様子を見なさいとのことです。
しかし夜になるとまた嘔吐を繰り返します。
症状は治るどころか昨日よりも具合が悪そうです。
その夜次の行動について考えました。
①病院を変えて別の先生に診てもらうべきか?
②変えずにもう1回診てもらうか?
我が家の選択は②でした。そしてそれが正解だったのです。
入院
次の日の朝も同じ動物病院を訪ねたら結果は即入院で、点滴を受けます。
おそらく尿管結石だろう、そしてあと1日でも遅ければ命はなかったと伝えられました。
尿が出なければ体に溜まった毒素が排出できませんからね。
それで嘔吐を繰り返していたんです。
先生曰く尿管に針を入れて石を取り除く方法もあるそうですが、オスの場合は尿管が狭く危険であるため今回は点滴で石を溶かすことになりました。
無事に回復
私は学生であったため両親からの連絡で猫が回復したことを知りました。
その日は学校帰りに直で病院に向かい愛猫に会いに行きました。
タオルで隠されたケージの中には眠っている我が家の猫がいました。
匂いに気づいたのか起き上がり、ニャーニャーと鳴いて元気に動き出したのです。
先生には『すごいね。やっぱり飼い主が来ると反応が全然違うね笑』と言われちょっと嬉しかったです(^^)
原因がエサである可能性
その病院に同じ病気で来る殆どの猫が食べていたエサが我が家と同じ種類だったそうです。
先生はそのエサが原因とははっきり言いませんでしたが、、、
もちろんそれ以降そのエサは1回も買っていません。
最後に
今でもあの時に病院を変える選択をしてしまっていたらと考えるときがあります。
それにもっと早く気づいて受診させるべきでした。
みなさんには私のようにギリギリになってほしくないためこのような記事を書いてます。
もし愛猫が嘔吐を繰り返したりお腹を触って嫌がるようであればすぐに動物病院を受診して下さい。
そしてトイレの掃除は猫の健康管理に欠かせません。
実家に任せっきりの私が言えたことではありませんが(^^;;
あぁ、はやく会いたい。