愛車のエンジンオイル交換ですが、前回いつやったか覚えていますか?
車の心臓とも言われるエンジンですが、そのエンジン内部を円滑に動かしているのはエンジンオイルです。
このオイルは定期的に交換しなければ必ず悪い結果をもたらします。それだけ重要なものなんです…
今回はそんなエンジンオイルの交換の必要性とサボってしまうとどんなことが起きてしまうのかを紹介していきますね!
知っているのと知らないのでは大違いです。(とくに車の寿命にかかわるので)
今回はエンジンオイルのお話ですが、ATF(ギアのオイル)の話もありますのでお時間ある方はどうぞ! 最悪の場合はミッション載せ換え(数十万円) 頻繁に交換するオイルとしてはエンジンオイルが思い浮かぶ方が多いと思いますが、今回ご紹介するオートマオイル(ATF)とはオートマチックトランスミッションフルー ... 続きを見るオートマオイル(ATF)の交換は必要です。
エンジンオイルの役割
細かく言うといくつか役割はありますが、今回は下記の2点で紹介します。
その役割とは
- エンジンの冷却
- エンジン内部の汚れの洗浄
こちらの2つです。
エンジンの冷却
エンジン内部では燃料を消費し、連続する爆発とともにものすごい速さでパーツが動いています!
そうなると金属どうしの摩擦が生じますよね。オイルでヌルヌルしてるとは言え、やはりかなりの熱を発生してしまいます…
オイルはそんな高温のエンジン内部を循環しているため放熱に大きく役立っているんです。
エンジン内部の洗浄
普通は何かが燃えたりすると黒いススが大量に出ます!
例えば炎の近くに白い壁があったとします。その壁は数分もすれば真っ黒になりますよね。
実はこれ、エンジン内部でも同じなんです。
車の場合エンジンの中では1秒間に数十回以上の爆発が起きています。
この爆発で生じたススを回収してくれているのがエンジンオイルなんです。
この画像は上が汚れたオイル、下が新しいオイルを染み込ませたものです。
上のオイルはエンジン内部の汚れを回収したため茶色くなっています。
このようオイルを交換せずにいるとどうなってしまうのでしょう...
交換しないと
エンジンオイルが汚れていくと、本来発揮すべき能力が発揮できずにエンジンに負担をかけてしまいます。
どのような負担かというと…
爆発で生じたススを溜め込みすぎたオイルは潤滑油としての動きが鈍くなり、エンジンのスムーズな動きをサポートできなくなります。
その結果エンジンは余計な力を必要とするため燃費が悪くなります。
自転車のチェーンがギチギチ音がなるくらい油が足りていない状態だと、こぐのに余計な力が必要になるのと同じ状態です。
その他にも汚れてドロドロになったオイルのままで走り続けるとエンジン内部であらゆる故障を招いてしまいます。
最悪エンジンが使い物にならなくなることも・・・
そうなると車の買い替えやエンジン載せ換えとなり、今までサボってきたオイル交換の料金とは比べ物にならない程の出費が待っています。
さすがにここまでいかなかったとしても、オイルドロドロ状態に気づいたころにはすでに重症かその一歩手前なので、車検をとりあえず安く済ませてそのうち乗り換えるというパターンもありますね。
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交換目安
ガソリンスタンドなどでは半年に1回とか5,000キロに1回など言われたりすると思いますが、これはその車の特徴と普段走っている道次第で大きく変わってきます。
半年もしくは5,000キロという目安は比較的に早いタイミングですね!
言い方を変えれば無難な時期です。
車の取扱説明書を見るとその車の適正な交換時期が書いてあるはずですよ。
車検証が入っている本を開いてみましょう!
もしご自身が普段走っている道に信号が多かったり、上り坂下り坂が多いなぁと感じる場合はエンジンにかかる負荷が大きいはずなので適正時期よりも早く交換することをお勧めします。
交換以外にも補充等が必要になるものもあります。
例えばタイヤの空気、空気圧不足で走れば燃費の悪化や事故にもつながります。
ラジエーター液も補充しないとエンジンが焼けて使えなくなります。
乗らなくても交換は必要?
たとえ乗らなくてもオイル交換は必要です。
オイルとはいっても結局は私たちが普段料理で使用しているものと同じ「油」なのです。
油も酸化して腐りますよね。
エンジンオイルも酸化すれば腐り、本来の性能は発揮できません。
その結果、上で紹介したように燃費が悪くなったり故障を招いたりします。
値段はピンキリ
車ごとに使用するエンジンオイルの硬さというのは予め決まっています。
外車のようにパワーのあるエンジンはだいたい普通より硬めで値段も高いです。
国産の普通車や軽自動車であれば
0W-20だったり5W-30なんかがよく目にする数字だと思います。
しかし同じ硬さのオイルでも値段はピンキリです。
要は高くてエンジン保護の能力が高いオイルと安い普通のオイルがあるということになります。
とにかく安く済ませたいのであれば有名な黄色いお店やオート〇〇〇〇だったりガソスタなんかでその要望に応えてくれるはずです。
しかしこれから先長く乗るのであればお勧めはしません。
車に入るオイルの総量も大体4L前後なのでリッター数百円の差ならちゃんとしたオイルを使用したいですね!
リッター1500円の高性能オイルが4リッターで6000円
リッター1000円の普通のオイルが4リッターで4000円
2000円の差でこの後の5000㎞のエンジン保護が変わってくるならあなたはどうしますか?