こんにちはGOEです!
海釣りは家族で行くのもデートとして行くのも最高ですよね^^
アウトドアで生き物にふれると色んなストレスが一気に吹っ飛びます。
そんな海釣りをこれから始めようとしている方や家族で釣りに出かけようと思っている方には、一度気にかけていただきたいことがあります。
それは海釣りの危険についてです。
楽しく釣りをして楽しいまま終わらせるには必ず危険について知っておく必要があります。
簡単にいえば落水や毒魚に気をつければいいのです。
しかしそれらを避けるにはある程度知識を付けないといけません。 これから詳しく書いていきますね!
是非この記事を読んで楽しい釣りをして下さい^^
海釣りに潜む危険
テトラポット
海といえばテトラポットのある風景が簡単に思い浮かぶ程どこにでもありますね。
波の勢いを緩和させるために置いてあるテトラポットですが、実は波が被ったり雨に濡れたりするととても滑りやすくなります。
設置したばかりなら大丈夫かもしれませんが、時が経つにつれて細かい海藻が付着したりして滑りやすくなります。
実際に私が高校生の時に死を恐怖した瞬間の話です。
桜は散り、梅雨入り前の雨上がりの夜でした。
明かりの少ない防波堤で一人釣りをしていた私は、仕掛けの飛距離を稼ぐために滑ると知っていながらテトラポットまで渡ってしまったのです。
「慣れているし大丈夫だろう」そう自分を過信した私は竿を振りかぶり、仕掛けを飛ばす姿勢をとりました。
すると次の瞬間見事に姿勢を崩し、振りかぶっていた竿を放り投げ、倒れこんだままうつ伏せでテトラポットにしがみついたのです。
その場所に設置されたテトラは非常に大きく、身長175cmの私が一つの角に全身でしがみ付く程です。
ここまで大きいとテトラどうしの隙間も広く、間に落ちようものならそのまま水深10m以上の海にドボンです。
死の恐怖とアドレナリンが体中を駆け巡り、ボルダリングの指導を受けている初心者のような格好でゆっくり、それはもうゆっくりとしがみ付いているテトラの中心部へと移動しました。
中心部まできてしまえばあとは慎重に立ち上がるだけです。
幸いにも竿を一本犠牲にしたくらいでなんとか助かりました。
あの日以来、雨の日は絶対にテトラポットには乗っていません。
スパイクを履いていても乗らないと思います。(それほど怖い思いをしましたから笑)
少しでも波が被るところ
家族釣りでわざわざ波に当りに行く人はいないと思いますが、少しでも足元にピシャッと被るような波もNGです。
波にはうねりがあります。
うねりを伴った波は何回かに一度、それまでとは全然違った勢いで押し寄せます。
大きな波をかぶっていしまうと、姿勢を崩した場合そのまま引きずり込まれる可能性もあります。
なので波が少しでも被る場所は避けましょう。
それと潮の満ち引きや風の影響で、さっきまでとは波の高さが全然違うなんてこともあります。
これは海のとても怖いところです。
画像のような場所は奥の方まで歩いて行けそうでも潮汐データを把握していない限りは絶対に進んではいけません。
時間が経って水面が高くなると道がなくなり帰れなくなります。
歯の鋭い魚
釣れる魚の中には鋭い歯を持っているものもあります。
針を外す際に誤って指を入れてしまうと簡単に切れます。
例)フグ、サゴシ、カマス、エソ、ダツ
歯が鋭くない魚
アジ、イワシ、小サバ、マハゼ、キス
毒のある魚
内臓に毒をもっているフグなどはわかると思いますが、キタマクラは一見するとカワハギによく似ているため注意してください。
キタマクラ。釣れた瞬間に狂喜乱舞しすぎてながおさ君にわりと引かれた。自分で釣ったのははじめて。 pic.twitter.com/C2w910hjjc
— モノノケトンガリサカタザメと動脈'21 (@scienceheart0) April 20, 2021
内臓以外にも背びれに毒がある魚が非常に多いです。
刺さった場合ジンジンと痛むものから救急搬送レベルのものまであります。
とにかく背びれが刺々しい魚は素手で触らない方がいいですね。
トングとラジオペンチを使うことをお勧めします。
最後に
危険な魚をいちいち覚えて備えるのはなかなか大変ですよね。
ならば最初から安全な魚が簡単に手に入るような釣りをすればいいだけです。
例)アジ、イワシ、小サバ、マハゼ、キス
とてもシンプルな話、本を読めばいいんです。
こういった初心者向けの本は釣りスタートには欠かせません。
釣り場でも読めますしね。
きっと読んでるうちにワクワクがとまらなくなりますよ!