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車のアライメント調整はメリットがたくさん!だけどDIYはお勧めしません

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今回は車のアライメント調整について詳しく解説していきます。

調整することによるメリットはもちろん、アライメントが狂ってしまう原因も知ることができますよ!

それではどうぞ、最後までお付き合い下さい。

 

 

車のアライメントとは

正しくは「ホイールアライメント」と言います。

簡単に説明すると、タイヤの角度を上、前、横から見て修正する作業です。
車が真っ直ぐ進むため、タイヤが地面としっかり接地するためなどの目的で調整されます。

最近車が真っ直ぐ走らないと感じたら、一度アライメント調整に出してみることをお勧めしますよ!

 

 

車のアライメントが狂う原因は?

アライメントが狂う原因はいくつかありますので、下記にまとめてみました。

  • ガタガタ道の走行
  • 縁石にぶつける
  • 事故で車体が変形
  • 足回りの劣化
  • 足回りのパーツ交換

これらの理由により、車を乗っていればアライメントは徐々に狂っていきます。

1番ダメージが大きいのは縁石にぶつかったり、事故を起こしたりしたときです。
最近ハンドルが取られるように感じる場合は、過去にそのようなことがなかったか思い出してみましょう。

 

狂ったままだとどんなデメリットがあるか

アライメントが狂っている状態で走行すると、下記のようなデメリットがあります。

  • タイヤがすぐダメになる
  • ハンドルが取られる
  • 燃費の悪化

ハンドルを真っ直ぐにしていても、アライメントが狂っている車の場合、タイヤは斜めになってしまいます。
そうすると、車の進行方向に対してタイヤは真っ直ぐ転がることができないため、一部分だけが地面と強く擦れてしまい、偏摩耗を引き起こします。

偏摩耗とは、タイヤの外側と内側のどちらかが早くすり減ってしまう状態を言います。
タイヤのスリップサインは1箇所でも出た時点で車検には通らないので要注意です!

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さらに、タイヤが真っ直ぐ転がっていないということは、地面をしっかり蹴れていないということにもなるので、燃費の悪化にもつながります。

例えるなら、馬車のタイヤが斜めになっているため進みが悪く、馬が必要以上の力で引っ張っている状態です。

アライメントの狂いは燃費の悪化と、タイヤの偏摩耗を引き起こすので、お財布にはとても悪いということがハッキリしましたね!
では、調整することによるメリットはどうでしょう。

 

調整することによってどんなメリットがあるか

アライメントをしっかり調整すればこのようなメリットを得られます。

  • タイヤ本来の性能を発揮できる
  • 真っ直ぐ走れる
  • 燃費の向上

言ってしまえば、デメリットとは正反対のことが起きるということですね!

アライメントが正常であればタイヤも進行方向に対し、真っ直ぐに転がります。
つまりそのタイヤが持つ本来の性能を発揮できるということです。

せっかく高いタイヤを履いているのにアライメントが狂っているなんて勿体ないですよね!
燃費の向上に関しては、デメリットの部分で説明してあるのでここでは触れません。

 

アライメント調整はDIYできる?

結論から言うと、アライメント調整のDIYはお勧めしません。

やろうと思えば、少し車に詳しい方なら自分で調整はできます。
しかしその調整が上手くいく確率は低いでしょう。

それどころか逆に悪化させてしまうかもしれません。

なぜなら現在、車のアライメント調整は特殊な機器のセンサーを使い、タイヤの角度など、非常に細かいデータを取りながら行うからです。

人間の感覚にも限界がありますので、こういった細かい作業はお店に頼ることをお勧めします。

では、お店に行く前に予め知っておいたほうが良い「トー、キャンバー」について少し触れていきましょう!

 

「トー角・キャンバー角」について

ホイールアライメントを調整する際にトー角、キャンバー角という言葉を耳にしますよね。

トー角は車を真上から見たときのタイヤの角度であり、直進安定性やカーブの性能に大きく関わるため、アライメント調整では避けて通れない数値です。

下の画像のように、八の字になっている状態を「トーイン」
逆八の字になっている状態を「トーアウト」
真っ直ぐになっている状態を「0°」と言います。

トーイントーアウト

トー角0°

トーインは、直進安定性を重視した形で。
トーアウトはカーブ性能を重視した形とされています。

カーブの性能と言っても、レースのような高速走行を想定したものなので、街中を走っているほとんどの車はトー角が0°、もしくはトーインの状態になっています。


キャンバー角は車を正面から見たときのタイヤの角度
であり、コーナリング時や荷物を積んだ際の、タイヤへの負担軽減のために調整されます。

下の画像のように八の字になっている状態を「ネガティブキャンバー」
逆八の字になっている状態を「ポジティブキャンバー」と言います。
キャンバー角

ネガティブキャンバーはコーナリング時にかかるタイヤの負担を軽減させるため。
ポジティブキャンバーは重い荷物によるタイヤの負荷を軽減させるために設定します。

 

最後に

いかがでしたか?
今回はアライメント調整の必要性と、アライメントが狂ってしまう原因について紹介しました。

気付かぬうちにアライメントが狂っていると、少しずつ財布に良くない走りになってしまいます。
ストレスフリーなカーライフを送るためにも、一度点検に出してみてはいかがでしょうか?

上でも書きましたが、DIYはお勧めしません。

タイヤやアクセサリーなど置いている大手のカーショップやタイヤ屋さんなど、お近くのお店で予約してみましょう!

 

 

 

 

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