今回は蚊の生態や以外と知られていない怖さについてふれながら、今年の夏にやっておきたい対策法を書いていきます。
家の中にいてもトイレにいても、必ず私たちを見つけ出し寄ってくる彼らに人の化学力で対抗していきましょう。
蚊の生態
蚊は気温が25~30℃のとき最も活動します。35℃以上になったときは人と同じく辛いようで、日陰や葉っぱの裏などで休んでいるようです。
寿命は長く生きるメスでもだいたい1~2ヶ月と短めです。
ご存知かもしれませんが、血を吸うのはメスの蚊だけです。
いったいどのようにして生き物から血を吸い上げているのでしょうか?
吸血までの流れ
- 二酸化炭素
- 体温
- 臭い
蚊はまずこの3つの要素で人間や哺乳類、鳥類を探し当てます。
どこに逃げようと彼らの小さな体ですり抜け私たちを追い詰めます。
体にとまり毛細血管を探り、吸うのにちょうどいい血管が見つかると針を刺して唾液を注入、この唾液には血を吸いやすくするための色々な成分が含まれています。
唾液の効果
人は怪我をすると血が出ますがそのうちに止まりますよね?これは血の固まる力が働いているのですが、そうなると蚊は思うように吸えなくなってしまうので彼らにとってはなかなか厄介なんですね。
なので唾液で血が固まらないようにしてからゆっくり血を吸い上げてます。
唾液は吸い終わると同時に回収されるようで、途中で蚊を潰して回収されなかったときよりは痒くならないと言われています。
私は経験上あまりあてにしないほうがいいと思いますが…
蚊による被害
『蚊は血を吸うだけだし、特に被害と呼べるものはあるのだろうか?』と思ってませんか?
蚊のもたらす伝染病がその被害と言えるでしょう。
最も人を死に至らせている生き物はなんだと思いますか?そうです、蚊です。
『血を吸う』この行動を次々に行うことで人の体内に病原体を運んでしまうんです。
マラリア、デング熱、日本脳炎なんかは聞いたことがあるのではないでしょうか。
マラリア、デング熱は主に熱帯地方の病気ですが、関係ないと思って油断しないほうが良さそうです。
デング熱はヒトスジシマカなどによって媒介させられる病気ですが、そのヒトスジシマカは日本にも生息していますからね。
2014年デング熱が国内で話題になったことを覚えていますか?
東京の代々木公園などで蚊に刺された人が感染して大規模な薬剤の散布が行われました。
今後海外からの訪問客が増えるなか、こうしたデング熱などの病気が蚊によって広まる可能性は大いにあると思います。
考えられる対策
ここからは伝染病の対策というよりは刺されるのをできるかぎり避けようという考えで紹介していきます。
だってかゆいじゃないですか…
優れた技術により開発された商品を使うことによって少しでも刺されないで済むならどんどん頼りましょう。
屋内での対策
調べたところ、蚊を家の中に入れないようにする方法はないみたいです。
なので入ってきた蚊にどう対処するかなんですが、ノーマットがかなり有力なようです。
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赤ちゃんや犬猫などのペットのいる部屋でも使用可能というのは大きいですよね。
屋外での対策
庭で遊ぶだけなら屋外用の蚊取り器があるので大丈夫ですね。
しかし移動中はどうでしょう?置き型の物を持ち歩くわけにはいきません。
やはり体に直接スプレーするサラテクトがいいのではないでしょうか。
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蚊だけではなく色々な害虫に対しても有効なのはかなりの強みです。
私は学生のころ山奥でバイトしていて、その時にサラテクトの効果を実感しているので自信を持っておすすめできます。
刺された後の対象法
上で書いたように人の肌は蚊の唾液に対してアレルギー反応を起こすと痒くなります。
これを掻きむしったりすると傷口から細菌が入ったりするので、お子さんの場合は注意が必要です。
掻きすぎないように絆創膏を貼ったり一時的に冷やしてあげると良いようです。
そのあとはムヒSを塗ると良いでしょう。
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ステロイドを含んでおらず、生後3ヶ月から使えるのは嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたか?
蚊について色々と書きましたが知らないことも多かったのではないでしょうか。
どうやら彼らに対して距離を置くことはできそうにありませんね…
できる限り刺されないよう色々工夫していきたいものです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。